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WEBディレクションで使うIAツール

2007年10月15日

WEBディレクションで使うマーケティング戦略や情報整理でのフェーズにあたるIA(インフォメーションアーキテクツ)で僕が使うツールをご紹介します。

WEB制作でのマーケティング戦略や情報整理といっても、そんなに特別なものは使用しておらず、僕は従来からのマーケティングツールを使用しています。

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この記事の内容

SWOT分析

これは企業の内部的要因である強み、弱みと企業の周囲を取り巻く外部的要因である機会、脅威などをまとめるマーケティングツールです。僕が使用しているのはこのSWOT分析の拡張版で、各変数のリストからそれぞれの戦略を立てる項目を作るものを使用しています。このツールはマクロ的な視点からその企業の現状を把握する際に使えます。

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ポジショニング分析

企業が業界や市場においてどのような立ち位置に立っているのか(現状分析)に使えるマーケティングツールです。これは価格であったり会社規模であったり製品についてであったりの変数を縦横の軸にとって、企業の得意とする分野や苦手な分野などを特定するときに使います。

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セグメントターゲティング

企業の顧客層を把握する場合やWEBにおいてどの層をターゲットにするか把握する際に役に立ちます。セグメントは様々な視点(デモグラフィック変数、サイコグラフィック変数、行動ターゲティング変数)からターゲットを特定していきます。

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4P4C

企業の4P(製品、価格、流通、プロモーション)とエンドユーザーの4C(価値、費用、利便性、コミュニケーション)とのマッチングを考える際に使えるツールです。WEBでは情報はユーザーが自由に選ぶことが出来るユーザー中心の場であるため、このようにユーザーのニーズやウォンツと企業のビジネスニーズをマッチングさせることは非常に大事になってきます。

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ユーザーシナリオ設計

エンドユーザーの行動シナリオから想定されるアクションを洗い出し、その行動のニーズを満たすコンテンツであったり機能を調べるためのツールになります。上記にも記したように、エンドユーザーを想定し、そのエンドユーザーのニーズを満たすコンテンツや機能を提供することがビジネスの目的を達成するためには非常に大事になります。

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コンテンツマトリックス

ワイヤーフレームを作る前にまず、ユーザーシナリオ設計や今までのマーケティングツールでの結果を元に、どういったコンテンツが必要であるか、そのコンテンツの名前やページ名、使用するシステムなどを洗い出しします。そうすることによってWFなどで導線設計をする前にシステム的なミスや、コンテンツの欠落などを防ぐことができ、かつ制作にかかわるデザイナーやコーダー、プログラマなどの情報の共有などで非常に役に立ちます。

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サイトマップ

コンテンツマップを元に、サイト構造を視覚的に理解しやすくすると共に、クライアントにも一目でサイト構造がわかるようなサイトマップを作成します。

上記のIAツールを使うことで、WEBサイトの目的やターゲットとなるエンドユーザーの求める内容のズレを防ぐことができます。このあとにWFの作成に入るのですが、初期の早い段階から、WFで作成したプロトタイプを利用してユーザー検証を重ね、さらに精度を上げていくことが理想といえます。