MT5のブログIDの管理方法
2010年4月7日
MT5ではバックアップと復元をした際にブログIDがずれてしまうという致命的な仕様があります。それはすなわち、クライアントサイドでバックアップと復元が行えないという事です。
そこでバックアップと復元を開発サイドで行う際にブログIDのずれを効率よく修正する方法をご紹介します。
MT5ではバックアップと復元をした際にブログIDがずれてしまいます。その際のブログIDの書き換えを効率的に行うために、ブログIDを変数にし、グローバルテンプレートモジュール化します。
<mt:MultiBlog blog_ids="1"><$mt:BlogID setvar="website_blog_id"$></mt:MultiBlog> <mt:MultiBlog blog_ids="2"><$mt:BlogID setvar="products_blog_id"$></mt:MultiBlog> <mt:MultiBlog blog_ids="3"><$mt:BlogID setvar="service_blog_id"$></mt:MultiBlog> <mt:MultiBlog blog_ids="4"><$mt:BlogID setvar="company_blog_id"$></mt:MultiBlog> <mt:MultiBlog blog_ids="5"><$mt:BlogID setvar="news_blog_id"$></mt:MultiBlog>
上記のグローバルテンプレートモジュールを仮に「ブログID」とすると、下記のように、各テンプレートに読み込むようにする。
<$mt:Include module="ブログID" global="1"$>
子ブログの記事出力を利用する際
<mt:Entries blog_ids="$company_blog_id">
親ウェブサイトのモジュールを利用する際
<$mt:Include module="モジュール名" blog_ids="$website_blog_id"$>
親ウェブサイトのウィジェットセットを利用する際
※モディファイアでblog_ids等がないため。
<mt:MultiBlog blog_ids="$website_blog_id"> <$mt:WidgetSet name="ウィジェットセット名"$> </mt:MultiBlog>
このようにブログIDを変数管理する事によって復元時のずれの対策だけでなく柔軟に各ブログのテンプレートモジュールを利用しやすくなったりします。